守門温泉の保存車両
さて、ここの温泉の入口に車両が保存されている。 これ。
9600型蒸気機関車とオロネ10客車。
SLホテルで使われていた名残りだが、2両あったオロネのうち1両は解体され、室内品をリニア博物館の同車に利用されたとか。では近寄ってみよう(というより温泉入浴前だけど)。 かなり痛んでいる。反対側にまわると、
豪雪のせいか、全ての窓ガラスは割れ、朽ちていた。
訪問以前に電話で許可をいただいているので、先ほどの柵をこえて、SLを撮影。 運転台の屋根が折れ曲がって見るも無残な姿をさらしている。
デフもくの字に曲がり、錆びた穴から雑草が生え、ライトも垂れている。前からの撮影も試みたが、逆光のため、うまく撮影できない。まるで「こんなみじめな姿、撮影勘弁してくれ。」と訴えられているかの様だ。
目的のオロネ10に乗車、というより潜入する。 ここからよじ登るが、ステップが腐って抜け落ちそうだ。
ガラスが割れた方は、シートで被せられて、張り紙には「さわらないで下さい」と書かれていた。
いちおう原型はとどめているが、虫の死骸がびっしりこびりついていた。
さわらぬように寸法を測っていく。歩くたびに床が抜けそうな音がする。 上段のようす。マットものこっているが、登ることはあきらめた。
電話の時も、かなり痛んでいるから気をつけて見てください。なんとかしたいんですけど、予算がなかなか付かなくて、」とこぼしていたが、直すなら直す、壊すなら壊すで本当に何とかして欲しい。
撮影時に、カメラが壊れた。しばらくipdのカメラから撮影することになった。
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コメント
ナゼ、いつも出先でカメラが壊れるのか…?
投稿: まりりん | 2013年11月14日 (木) 20時07分
そ、それが判らん、のですよ。
旧島々駅でもそうだったし、三江線乗車中にも、あと東急車輛見学の時も。
祟られてるのかな。
投稿: | 2013年11月16日 (土) 16時35分