ちょっと東北へ
ガキの頃、南部縦貫鉄道のレールバスに憧れ、盛岡のオヤジの実家に帰るついでに空いた1日を使って往復するというプランを立てた。時刻表をめくると、十和田観光電鉄とも絡めそうだ。
夢のある少年一人旅は当然,、実行されなかった。
さて、30年が経ってしまった。南部縦貫鉄道はなくなり、十和田観光電鉄も廃止が確定した。
厳密には予約してから廃止が決まったが、足を運んでみた。
こんな大旅行もカネさえあれば一泊二日で済んでしまうのも、時代の流れか。 東京駅からはやて号に乗車。正直右側のに乗りたかった。いずれにせよ鈍行主義には新幹線は落ち着かない。
なんとも退屈なので、デッキで車内販売嬢に話しかけ、弁当の注文を頼む。
仙台と盛岡でそれぞれ仕入れるので、列挙してもらった。
でもって、初めてなのでどんなものかわからない駅弁を頼む。
仙台の駅弁業者は3社あるが、うち2社は当たりだが、そうでない業者だったらと微妙に不安がよぎる。
届けてくれたのは一ノ関付近を走行中だった。 「黄金街道」
「豪華弁当」しかも「こばやし」当たりの業者だった。味も最強。くれぐれも先入観では無い。
八戸に到着。
被災地には行く予定はなかったが、こんな写真が飾られていた。
駅前を散歩。駅前の商店にこれあった。
店内から女性3人の冷たい視線を感じた。 八戸から三沢まで青い森鉄道に乗車。JRから冷酷に切り捨てられた路線とはいえ立ち客も出る程の混雑であった。
20分ほどでミサワの駅に到着。
十和田観光電鉄に乗り換え。とはいえ休日は本数が少なく、だいぶ待たされるハメになった。
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