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2009年8月25日 (火)

森林鉄道の廃線跡を辿る 1

T1_3 唐突に木曽福島駅。
A王滝行きのバスが接続していたので乗車。
王滝川に沿って揺られる事40分。こんな山の中まで連れてかれた。B
料金は「200円ポッキリ」ですぜ、ダンナ。
さて、運転手氏に森林鉄道の保存を聞いてみたところ、松原公園とその先にもある。くわしくはバス停のすぐ先にある観光案内所に聞いてほしいとの事。
礼を言ってバスをおり、観光案内所(といっても役場の一部)のドアを開ける。
「すいません。」
「はい、何でしょう。」と女性が応対。しかし、「面倒臭いわね、何の用なのよ。」顔にはそう書いてあった。
バス運転手にきいた質問をすると、まったく同じ答えが返ってきた。
自転車を組み立て、とりあえず松原公園へ。
C 残念ながら当該車両はシャッターの中のため、うかがい知る事は出来ない。D
しかし、なんとも長閑な景色である。E
廃止されたバス停でさえもよい被写体だ。
先ほどの役所の近くを通り、バスが来た御岳湖南の道へ向かう。F
「田島」ここは林鉄の要所であった。いまは大きな製材所が建っている。G
驚く事に、機関庫が今なお残っていた。
御岳湖の湖畔を走る。H 起伏も少なく、自動車も少ないのでペダルも軽い。I
南へ分かれる何の変哲も無い林道。車だと見落としてしまいがちながら、
「瀬戸川線」である。J

少し入ってみる。
足元は悪いが、草色の機関車が運材台車を牽いてくる姿が容易に想像できる。
上松方向へ足を進める。橋を渡るので湖方向を覗くと・・・K
ホラ、あった。
しかし、よ~く見ると、下にももう一本。L つまり、
「上が瀬戸川線、下が王滝線」ということです。しかし、王滝線は廃線後30年、瀬戸川線にいたっては40年以上経っているはず。
枕木まで残っているとは大きな収穫であった。M
道路は高度を下げて崩越へ。林鉄のレベルまで下げました。N
少し走ればこの景色。
なんて素晴らしいでしょう。
O 牧尾ダムから先はどこを走っていたかはわかりません。大滝川の南側を走っていたはずですが。P
二子持のドライブインにて休憩。タオルを濡らして首に巻く。Q
少し行けば、西野川線の橋脚が残っておりました。
ここからは交通量も多く、下り坂の為スピードが出やすいので走行には気をつけなければいけません。R
橋渡という場所で川の南側に渡ります。ここから峠越えに向かいます。

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コメント

いいなぁ~、木曽チャリ。

投稿: まりりん | 2009年8月25日 (火) 10時43分

東京出発前まで天気が悪く、正直中止しようと思った次第。結局天気良かったので楽しかったですが、結構やきもきしました。

んでもって6月に天気よければ実行する(付き合わせる)つもりでした。

投稿: 二足歩行 | 2009年8月25日 (火) 12時41分

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