ネットカフェ宿泊体験
「ネットカフェ難民」という言葉が社会を騒がせて久しいが、季節もよく夜行列車の撮影もしたいのでチャレンジしてみました。
この歳になれば体も鍛えているし強盗に襲われる心配もあまりないでしょう。
数年前に似た様な理由(貨物電車の撮影)の為体験はしてあります。いざ。
西国分寺駅。このまま引き返して帰宅すれば暖かい風呂と完璧なプライベートルームで眠れるのですが。
後ろ髪引かれる思いで乗車。
武蔵浦和で埼京線。
大宮で高崎線に乗車し熊谷で下車。
22時台なのでまだ上りはあります。
改札、ここで引き返せばまだ帰宅できますがしかし結局。
抜けました。後悔ぎみに振り返ります。
秩父鉄道の改札口へ。 最終の案内が掲げられています。
まさかこんな形で秩父鉄道を使うとは思いませんでした。
ちなみに羽生行きの最終はまたまた出会った関西色です。
石原駅で下車。他に若い男3人と年配男性、夫婦1組が下りて、消えてゆきました。
裏道を歩いて住宅街に。袋小路になって後戻り。そのとき気付いた。もしここでお巡りさんに会ったら間違いなく不審者になり、警察でお泊りするだろう。
気をつけなければいけないのは「怖い人」ではなく「警察」だった。
というわけでしばらく広い道を歩きます。
国道17号に出ます。
次の信号でやむなく裏道へ。怪しまれない程度に「やや下向き、ちょっと早足」で目的地へ。
今夜のお宿。日付がかわりました。
四方を囲まれたこぎれいな1畳弱の空間にパソコンとチェアがあります。当然アダルトサイトも見放題ですがそれどころか「検索する」気力が無いので鉄道情報掲示板(2ちゃんねる)を見て終了。
リクライニングしない椅子と消えない照明、隣人の咳が気になる。ある意味夜行鈍行に乗った気分である。
気付けば2時、トイレのついでに毛布を借りる。静だと思ったらほとんどの人は帰った様だ。先程の毛布を床に敷いて横になる。このほうが寝られそうだ。
照明と時折する物音とBGMで度々目覚める。このBGMがクセモノだ。なにぶん中途半端に聞いた事があるからその度に脳が活性化される。むしろ数式の放送でもかけてくれればよく眠れるのに。
気付けば3時50分。コーヒーを飲んで準備を整え、4時20分チェックアウト。
月が綺麗です。
白々と明るくなってきました。
15分ほどで撮影場所。
こういった場所で「まれに」夜を明かすのは可能だが、生活する程の生命力は持っていないようだった。
ま た や っ て み よ う 。
∩_
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
∩___∩ | |
| ノ ヽ ! !
/ ● ● | /
| ( _●_) ミ/ <こいつ最高にアホ
彡、 |∪| /
/ __ ヽノ /
(___) /
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コメント
ネガティブシンキングで後ろ髪引かれながら利用しておいて、「ま た や っ て み よ う 。」とゎ…
…やっぱアフォだ。(笑)
投稿: ともぞう | 2009年4月28日 (火) 12時37分
アフォでなきゃこんな人生送ってません(# ̄З ̄)。
投稿: 二足歩行 | 2009年4月28日 (火) 12時42分
バイクで行けば良いのでは?
片道¥1,000 2時間ですよ。
所沢から乗ると、首都圏近郊じゃないのでもっとかかるかな?
でもそんなもんです。運賃より安いし。自宅でお風呂入れます。
投稿: ondeko7f | 2009年4月30日 (木) 14時38分
愛車はカブ90ですので残念ながら高速のれません(泣)。
下道走ってゆきます。
ただ、自分の場合は帰りが辛いでござんす。
投稿: 二足歩行HA-02 | 2009年4月30日 (木) 15時11分