北見・ちゃみせ(豚丼)
去年の夏、常紋での撮影のためお決まりのノースキングで宿泊し、撮影に向けての準備を整えた。
翌朝、雨も上がり出かけようとするとレンタサイクルが無いのである。全て他所に持っていってしまったとのこと。
困り果てたところ、親切に従業員氏が撮影地近くまで車に乗せていただける事に。
ローダウン車なのでダートに入れず下ろしてもらった場所は撮影地からは遠いが、雰囲気が出るポイントを見つけて列車を待つ。
しかし時間になっても列車は来ない。やがて迎えの時間になってしまった。
がっかりして宿に戻ると、前日の雨で全ての列車が運休になっていると聞く。
今日中に女満別から帰れなければいけないので、撮影どころではない。
結局路線バスをつかまえどうにか北見に辿り着く事ができた。
空腹を覚え立ち寄った店がこのお店。
「ごめんねー。お店始めたばかりだからまだ散らかっていて。」ちょっと見俳優の拳さんに似た渋い感じのマスターでした。
常連と思しき客がテレビを見ている。ちょうど甲子園準決勝で同じ北海道の駒大苫小牧が勝利し決勝進出を果たし、盛り上がった。
折角なので便乗させてもらった。ここの豚丼を食べた自分は、ずっとこんな気持ち(´・ω・)だったところ少し慰められた。
前置きが長くなりました。今年も北見に行った時お店はどうかと心配したが、時間が早かったので客はいませんでしたが周囲を見る限り常連さんも多く繁盛しているようです。
お店の場所は駅から10分くらい留辺蕊方面に歩いた国道沿いです。
列車の時間があるので持帰りを頼みました。金華行きの車内で開くと、炭火焼の豚肉にししとうや紅生姜が彩りを添えます。
味は濃い目のタレが肉に広がり、下の飯にしみこんでいます。炭火で焼いてますのでちょっとこんがりしていて美味です。
そういえば去年、件のマスターから「味はどうですか?こんなもんですか?」と感想を求められましたが、この味から自信の表れだったのでしょう。
スタミナをつけて念願の常紋峠にむかいましょう。
常紋峠は来週以降に書き込みます。
| 固定リンク
コメント