ロンドン発エジンバラ行き・2001
2001年の5月の連休、英国に行った時に足を伸ばしてエジンバラまで夜行列車に乗車しました。
写真からの記憶をたどっていますので、少々食い違うところがあるかもしれませんがご了承願います。
物価の高いイギリスでの宿代の節約と鉄道発祥の地での夜行列車、興味がわきます。トーマスクックの時刻表を見ても列車の愛称はありません。
ロンドンを精力的に動き回り、始発駅であるユーストン駅へ。
出発までかなり時間があるので駅員に尋ねると、上野よろしく半地下ホームの片隅にある専用の待合室を教えてくれた。何もする事がないのでここで時間を潰します。
まだ誰も来ていません。2時間ほど一人でした。それから先発のインバネス・アバディーン方面行きの乗客たちが一組、また一組と部屋に来ました。
客層を見ると、レジャー・アウトドア派がほとんどでした。人なれした大きなイヌを連れた人もいます。
やがてインバネス・アバディーン方面の乗車のアナウンスが入ると皆待合室から去ってゆきました。最後にイヌを連れた夫婦から「乗車しないの?」と心配され、23時45分発のエジンバラ行きと伝えサヨナラし、また一人ぼっちになってしまいました。
それから小1時間、ぽつぽつと人が現れ、ようやくエジンバラ・グラスゴー行きが入線、乗車となりました。13両くらい連結され、先頭の機関車はホームからはみ出ています。雨が降ってきています。
列車は発車。2人用個室を1人で使用し、ドアにロックはありません。少し寒いです。
何度か目覚め、気がつけば外は明るくなっています。どうやら西側のランカスター経由で走っていた様です。
いくつかの駅に停車し、Carstairs近郊でしょうか本線上で止まってしまいました。
窓の外ではリスが木登りしています。やがてクロワッサンとコーヒーの朝食が配られました。
どれくらい待ちましたでしょうか。ようやく列車は反対方向に動き出しました。どんよりとした空の下のどかな田園風景が広がります。
やがて石造りの町並が広がり、停車した駅が終点エジンバラです。
(写真は90型電気機関車と寝台客車)当時はまだ日本で欧州サッカーもあまりメジャーでなかったので、日本人観光客も今より少なかったでしょう。
ここからエジンバラ城までは徒歩でアクセスできます。
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コメント
イギリスはユーレイルパスが使えないので行ったことがありません…。
結構良さそうですねぇ~♪
投稿: ともぞう | 2007年6月22日 (金) 15時53分