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2007年6月14日 (木)

アルプス59号・1986

たしか、昭和61年の8月18日、夏の運行最終日に乗車したと思います。
夜行アルプス乗車のクセで早い時間から新宿駅でスタンバイしていましたが、待合せ場所が地下中央通路であったため、帰宅客から軽蔑とも受け止められる注目を浴びながら列車を待っていました。
車内はガラガラ、日付が変わった0時10分に新宿を出ました。珍しいブルー・トレインだけに帰宅時の酔客からはまずまずの注目でした。
最初の停車駅八王子で大停車。ホームで列車待ちをしている人たちと目が合い、やり場に困る。大月、先発の441M上諏訪行きを追い抜く。塩山、甲府、韮崎、小淵沢と列車はこまめに停車する。そのため眠れなかった。
上諏訪付近で空がなんとなく明るくなっている。あいにくの曇り空である。
床下発電機から振動でしばらく足がしびれてきた。折角の貴重な乗車体験なのに早く松本に着いてくれ、そんな思いがよぎった。
辰野を通り、塩尻へ。すっかり明るくなった塩尻峠の大八回りを車内から記念写真、59 「北オク」のスハフ12-149から後方です。
しかもその時随分写真を撮ったのですが、残っているのはこの1枚だけです。やがて列車は松本へ。曇り空で少しがっかりでした。
足のしびれはしばらく残りました。
機関車はEF64-35「八」でした。これも民営化の際JR東海に所属となり塗り替えられました。

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コメント

貴重すぎます・・・(涙)

投稿: ともぞう | 2007年6月17日 (日) 15時36分

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