203系
201系唯一の派生モデルである203系。いわば弟分である。
他であれば、近郊型や交直流型、さらには特急型に至るまで兄弟が存在する形式もあろうというのに、コスト的な意味も含めやはり構造上に問題があったのではと思われる。
203系は現在、千代田線乗り入れの常磐緩行線を走っている。実際に乗車してみると、似通った点が多く、走行中の音や振動も目をとじれば201系そのものである。
そんな203系にも先日E233系への置き換えが発表され、ついに引退へのカウントダウンが始まった。
この日の天気はイマイチでしたが、カーブがいい具合だったので亀有駅で撮影をしました。
「おい、お前、なにやっているんだ。」
振り返ると、小柄で体格の良く角刈り頭の毛深いお巡りさん。周囲に配慮しながら写真を撮ってます、と伝えると、
「ところで何しに来たんだ?俺が町を案内してやろうか?今日は非番だからな。」
電車の写真撮るだけなので、終わったら帰りますと断ったら、お巡りさんは突然怒りだし、
「なんだと!この野郎!!ちょっと署まで来い!!」
すごい力で後ろ襟をつかんで連れて行こうとするではありませんか。後ろ向きに引きずられながらこわごわ名前を聞くと、ギロリとにらみながら
「公園前の両津勘吉だよ。よく覚えとけ!」
・・・残念ながらこんな出会いはありませんでしたが、でも両さんがすぐそこにいるようでした。
両さんゴメンナサイ。今度はじっくりと時間をかけてこの町を楽しもうと思います。
たった1編成しかいない207系900番台。こちらも置き換えの対象です。
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