4月1日でJR発足20年
だそうです。やれ分割・民営化だの合理化だの組合だの叫ばれてから、もうそんなに経つのですね。
思えばこの頃ちょうど高校生活にも慣れ、受験までまだ時間があった暇な春休みにその変革期に立ち会えたのは幸せだったかもしれません。
民営化になってサービスが向上し、駅員がつくり笑顔で対応し始め、なによりも清潔になったトイレに紙が常備されるようになったのはとても助かります。
ただ、悲しい競争社会のためか鉄道がただの移動する道具になってしまって、本来の良さが失われつつあります。
この20年間で無駄と判断された夜行列車や長い距離を走る鈍行列車、ローカル線はおろか、切符や駅員さんまでいなくなってしまいました。
写真は旧汐留駅のC56。国鉄最後の日です。
この場所も再開発でビルディング等の人工物が乱立し、すっかり変わり果ててしまったでしょう。
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